私の話をすこしだけ…幼少期は全くカブトムシ/クワガタなどには興味もなく、普通の男の子としてはボール遊びやゲームなどに勤しむ日々を過ごしておりました。
ところが海外のクワガタやカブトムシが輸入解禁になった00年代前後のとある日、海外の虫を見る機会がありそれ以来魔法に掛けられたように夢中になりました。一時期は大型種(スマトラ、パラワン、ヘラクレス、ギラファ)などをメインとしてとにかく大型を狙う事しか頭になく若さもあって大きい個体を探し求める日々でした。
しかしある日、生活費のほとんどを大型種のブリードに使っている事に気付き「本当に好き」な虫はなんだろう?と自問自答しました。
大きいとかすごいだろうとか(見栄)を一切考えないように・・・男はそんな生き物ですからねぇ・・・
そして・・・
オウゴンオニクワガタ・・・なんとなく金色で可愛らしくて好き。
ネパールコクワガタ・・・見た目がお上品で好き。
ドンキエルコクワガタ・・・上羽の赤みが高級ぽくて好き。
クワガタを通じて今までの男らしさがメッキだったことが判明したのです笑
そして自分にないもの(品と)に惹かれる人間だったのでした笑
なぜか謎にすべてカワラ種・・・
そして、レギウスオオツヤクワガタと出会いが結果的にターニングポイント。
赤レギウスとは謳われてませんでしたがほんのり赤く煌びやかで一瞬で心を奪われました。ただその時は大きさにこだわっていた時期でもあり自分の心に蓋をして細々とそのちょっと赤いレギウスを累代し続けてきました。(確か最初に手にしたのは2017年か2018年のWD個体からのF2だったような…)
大きさよりも見た目と楽しさだと自分に素直になれたのはここ5年くらいです。その細々と累代していた系統も絶滅の危機に瀕しながらもどうにか少しずつ満足のいく赤みになり始めています。(ちなみに赤眼の個体は割とすぐに得る事が出来ました、、小さかったですが。)
現在市場に出回っている赤レギウスはすでにワイルドの個体を大きくはみ出ており、「創作する」に近い概念になってきていると感じます。もちろんおこがましい事は分かっています。ただその思いを凌駕してしまうほど魅力が詰まっています。
このサイトを通じて私のレギバカとクワガタブリード沼とクワガタブリードのすばらしさを一人でも多くの方に伝えられれば幸いです。
Ins Create Works 一同(一人です。)