雌の産卵数について

私は雌の産卵数はずばり遺伝と幼虫時期の卵巣の発育にあると思っています。
レギウスのみならず、タランドゥスやオウゴンオニなどカワラ種全般は卵巣が見えづらく雌雄の判断がそれだけではつきにくい種類です。なのでチン線や体重で判断することが多いと思います。卵巣が見づらい時点でかなり不利なわけですが、それでも暴れなどを経て成虫になったりそもそもあまり多産しなかった親だったりするとその個体の産卵数も少ない傾向にあります。

我々が成長期に満足に食事がとれなければ色々な部分の発育が悪くなるのと同じように、昆虫も成長期に満足に栄養がなければ当然発育が悪くなるのは当然・・・という理論です。 そこで・・・

産卵をさせるための秘訣..

  • 1.健康に育てる
  • 2.適切な時期を待つ。
  • ペアリングはできればハンドで確認する。

が私の持論です。

よく産卵環境や温度帯について聞かれたり人が言っているのを見聞きしますが、温度は25-28度でレイシ材やカワラ材、カワラボトルで産むやつは産む!これが結論です。
それよりもペアリングがしっかりできているのか、餌食いはどうか、成熟してどのくらい経っているかの方がはるかに重要です。
そもそも自然界においてそんな温度や環境が一定であり続ける場所があるとは思えませんし、それでも自然の中で繁殖していかなければもう絶滅しているでしょう。

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